施設基準等

明細書発行体制加算について

当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても明細書を無料で発行しております。なお、明細書には、使用された薬剤や行われた検査の名称が記載されます。明細書の発行を希望されない方は、会計窓口でその旨をお伝えください。

一般名処方加算について

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しております。後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分を基にした一般名処方(*)を行う場合があります。

*一般名処方とはお薬の「商品名」ではなく「有効成分」を処方箋に記載することです。一般名処方によって医薬品の供給が不足した場合でも、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。

医療情報取得加算について

当院は、マイナ保険証の利用や問診票を通じて患者様の診療情報を取得・活用することにより質の高い医療の提供に努めている医療機関です。国が定めた診療報酬算定に従って下記の通り算定しています。

初診時 1点

再診時 3ケ月に1回 1点

*マイナ保険証の利用の有無にかかわらず算定します。正確な情報を取得・活用するためにマイナ保険証によるオンライン資格確認の利用にご協力をお願いします。

長期収載品について

2024年の診療報酬改定により長期収載品の選定療養の制度が開始されました。この制度は患者様のご希望を踏まえて長期収載品を処方された場合に、後発医薬品との差額の一部を選定療養費として患者様に負担頂くものです。なお医師が医療上の必要性があると判断した場合や、後発医薬品の提供が困難な場合は対象外となります。

*長期収載品とは、後発品のある5年以上経過しているものや後発品置き換え率が50%以上のものなどの要件に該当する医薬品の事。
*選定療養とは、保険診療と保険外診療を併用できる制度の一つです。